誕生日の花束
お誕生日おめでとうの花束を贈らせていただきました。女性宅へ直送のプレゼントになりますのでこちらで報告を兼ねて花束を紹介します。
シンプルで良いもので、ヨーロッパのまさに今なモダンインテリアが好みで、ピンク色を混ぜてほしいとのことでした。
うまく言えませんが、なるほどな洗練センスをお持ちだと感じたので、ちょっと尖った今時ヨーロピアンのお花でデザインしたかったのですが、季節のタイミングと入荷の花材にピンとくる珍しい花がなかったので、デザインを分けて楽しめる花束でご用意しました。
中心にピンクとパープルのバラに芍薬とダリアをとりまぜ、甘くないモダンピンクのバラのブーケをまず完成させ、花束の外周をアジサイと百合のシンプルモダンなシャープな花を添えて、内側と外側にわけて2種類の楽しみ方のできるデザインです。
2種類に分けて飾らなくても、そのままでも豪華なデザインで仕上げていますので、センスに合わせて様々にお楽しみください。
- ピンクのバラ
- 紫のバラ
- ダリア
- 百合
- アリストロメリア
- アジサイ
紫陽花の花束
コロナの影響で花の単価が少し下がっていることもあり、通常時の倍まではいきませんがかなりボリュームの花量でご用意できました。箱の中に納まる花の円周になるように上下に花をずらして束ねているので、写真ではコンパクトに見えますが実物はかなりの大きさのある丈も長い花束です。
芍薬、百合、薔薇がそれぞれに個性のある花の香りを競演していますので五感で花束をお楽しみくださいね。
紫陽花
梅雨時期の名物花といえば紫陽花です。小さな花がぎっしりと詰まり実がなっているかのようなたわわな花姿が美しい紫陽花。発色も美しく大好きなお花なのですが欠点としては水が下がりやすいこと。梅雨に咲く花であることからもわかるようにお水が沢山必要なお花です。
配送の間に、水不足になりしんなりとなってしまう可能性が心配でホテルやレストランなど外出先でプレゼントされる際には使用をひかえているのですが、ご自宅へ直送の際には受取後すぐにお手入れし、たっぷりの水につけてあげれば復活します。
水がしっかり上がっていれば、茎の長いままで花丈の長い花姿を楽しむのがお勧めですが、萎れそうな気配を感じたら思いきり短く切ってたっぷりの水につけて下さい。
茎はまっすぐ切らず、少しでも吸水面積が多くなるように斜め切り、又は茎を一文字か十字に割って水が入っていきやすいように工夫して下さい。茎の周りの皮のような部分を水につかる位置まで剥いでしまうのも方法です。花の部分を支えている小さく細く入り組んだ茎は折れやすいので気を付けて。折れるとその先の花は枯れてしまいます。
紫陽花はお手入れができていれば長く美しく楽しめる花ですが、水が下がってしまうとあっという間に枯れてしまう花の命に差が出る花なので上手に長く楽しんでくださいね。