花束価格に対する花束の大きさ
「花束の価格」に対しての「大きさ」や「ボリューム」についてだけの質問が多く回答に困るのですが、人生の大勝負の花束を大きさサイズ感だけで価値判断するのではなく、繊細な感性や価値観、審美眼を大切にしているのが、プロポーズフラワーでご用意する花束です。
繊細な感性・審美眼をお持ちの男性も多数いらっしゃいますので、その方はこの内容は不要ですのでスルーしてください。大きさと価格だけでしか判断できないからこそ困っている!という方は参考にしてください。
花束のプロポーション
花束は、高さ長さ、円の大きさ、空間の量、比率が整っているプロポーションが大切です。
数百年以上前から西洋東洋問わず、花に限らず、美の比率数は定まっています。
次に、色の対比、花の格、質感、それぞれの花が美しく協調し合えるバランスを保つことです。
それらをふまえ、どのようなイメージの花束として完成させるのかがデザインです。
このことを学ぶための教育機関が世界中にどれだけ存在するのかを調べてみれば花のデザインを習得するのは簡単なことではないことが理解いただけると思います。
花の単価
花の単価というのは花の大きさに比例しません。
花の単価は日々変動するのはもちろんのこと面積の広い花が高価で、面積の小さい花が低価であるという基準ではありません。小さくても高価な花、大きくての安価な花、中間的に安定したサイズで高くも安くもない花。同品種の同サイズの花でも等級や生産者にり同日入荷でも単価が違います。一輪一輪の花の微妙なサイズも表情も全て異なります。それが一輪一輪が一つしかない命である「花」なのです。
花の大きさ
花を贈ってみようかな?と思ったらどれぐらいの花があるのか本屋さんで花の図鑑を一度めくってみてください。花を贈ることの価値や喜びが、ご自身の中できっとあがります。薔薇やカスミソウや百合だけが「花」ではありません。
10センチもない花もあれば1メートルを超える花もあります。女性がキュンときて好みがちな可愛くて素敵な花は40センチ未満の短めで小さいものも多いです。
各花のもつ繊細な美しさを表現するためには、バランスが大切ですので40センチの花を使う場合は1メートルの花でも50センチ程度には切りそろえます。この場合の答えは「50~40㎝の軸を使って作ることのできる立体」の大きさの範囲です。
50~40㎝の軸を数十本使って立体図形の応用計算をしてみてください。それが40㎝前後の花をいかした花束という立体の大きさです。そして花の表面積を使用本数分を掛け算すれば上からみた面積です。
ただし花は平面ではありません。立体構造を平面構造の組み合わせです。
花達をデザインするということ
花と花の間に空間をもたせるデザイン、花同士をぎゅっと詰めるデイン、横に広げて流すもの、高低をつけてたての動きを楽しむもの様々な形があるので、百聞は一見にしかずというように単純に文字や言葉で大きさを表現するのは難しいです。
数えきれない花の種類があり、各品種で大きさ形が異なり、同じ品種でも色が違います。掛け算すると無限大の花の取り合わせですので、限定された花の取り合わせ指定でなければ単純に金額だけで大きさが即答できるデザインは、弊社ではご用意していません。大きさだけにポイントをおいて、お洒落な花束を束ねることはできません。
花束価格と花束の大きさは比例しませんが、花束価格と花束の美しさは比例します。
「花のことがわからないから」という男性が多いのは事実ですが、女性は花がわからなくても躊躇しないだけで、男女差はないです。プロではない人が「花」のことはわからないというのは性別を問わず当然です。
花を贈るTPO
様々な要因と要望をコーディネイトするオーダーメイドの花束です。花に限らず、どんな贈り物もTPOが大切です。
「どんな人」に「どんな場面」で「どんな感じの花束」を贈りたいのかのイメージを明確にして、それに対応できる金額と大きさについてお問い合わせくださいね。
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